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第17回プロセスデザイン学生コンテスト
問い合わせ & FAQ
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Q1: 課題の3ページに「Keqについては各自で計算せよ」と書かれている。この値は温度に依存する実験式より得られる値だと認識し、メンバーと協力して参考となる二つの文献を得た。 しかし、それらの式は一見、非常によく似ており同じ実験より得た結果のように思えるが一部の数値に誤りがあり、どちらが正しい値かどうか分からない。 また、この値の違いが今後の計算に大きく影響することも判明した。どちらか指定して欲しい。

[1] Seyed M. Miraboutalebi et al., Chem. Eng. Technol., 38, No.12, 2198–2206, 2015 [式(22)]
[2] M. van Sint Annaland et al., Chem. Eng.Sci., 57, 855–872, 2002 [Table 1の一番下に記載されている式]
(問い合わせ:7月13日)
A1: まずは、丁寧な文献調査について感心しました。
ご指摘のように2つの論文で使用されている式は同じ形で、片方の係数に誤植があると思われます。 どちらの式が妥当かを回答することは出来ませんが、次の様な方法で考えることができます。
  • 3つ目(4つ目...)の論文を探してみる。
     その際、式の形が異なるものも見つかりますので計算して比較してみて下さい。
  • プロパン脱水素反応の平衡定数は,プロセスシミュレータのギブス反応器を使用するなどしても求められますので、比較してみて下さい。
など。
(回答掲載:7月20日)

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