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第15回プロセスデザイン学生コンテスト
問い合わせ & FAQ
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Q1: 反応工程について、コーキングなどの副反応を抑えるため、反応器入口の水素/トルエンのモル比は2.0 以上を保たなければならないとありますが、この際ベンゼンの量については考慮しなくてもよいのでしょうか?
(問い合わせ:4月29日)
A1: ご指摘の通り反応工程ではコーキング等の副反応はトルエン以外の炭化水素(ベンゼンなど)においても起きると考えられます。
本課題では簡略化のために水素と主原料であるトルエンの比を制約条件にしていますので設計の検討において水素/トルエン比で考えてくれて構いません。
もちろん、各グループが他の知見も合わせて制約を独自に検討してくれることも歓迎します。
例えば、ベンゼン以外の炭化水素が多く存在する場合には、ご指摘のように他の炭化水素によるコーキングの抑制も考慮して水素を増加することや反応工程の温度を抑える事、 その他にも水(スチーム)を加えることなどが考えられるかもしれません。
(回答掲載:5月13日)

Q2: 本課題で与えられた反応速度式ですが,適用可能な圧力/温度範囲の指定はないのでしょうか?
(問い合わせ:5月20日)
A2: 課題(3-2節など)で指定している以外の条件については、各自で検討して下さい。
(回答掲載:5月31日)

Q3: 反応2の正の方向の速度反応式において、0.5乗の値で表記されているのはなぜでしょうか。
(問い合わせ:5月25日)
A3: 課題に示した反応式は素反応過程を考慮しておらず,課題で対象とする組成のみで記述した総括式です。
この総括式の反応速度は量論係数と同じ反応次数では記述できず,0.5乗で工業的取り扱いをしているものです。

*注意*
Aspen Hysysなどのプロセスシミュレータでは、反応速度式のBase componentや単位系を選択することが出来ます。
一方、Aspen Plusなどのシミュレータではこれを選択することができず、適切に換算して入力しないと大きく異なる結果を出力するものがあります。
どのような形式で入力すべきかは、各自が使用するシミュレータのマニュアル・ヘルプ等を参照して下さい。
(回答掲載:5月31日)

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