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第11回プロセスデザイン学生コンテスト
問い合わせ & FAQ
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プロセスシミュレーション部門
Q1: 本課題で与えられている金属触媒について論文などを調べたが、本課題で与えられている反応速度式に一致するものを見つけることができなかった。
本課題の金属触媒とその反応速度式の出典を教えて下さい。 (5月2日問い合わせ)
A1: 反応速度式の出典は下記(※)です。
但し、本課題では簡略化のために副反応や原料中の不純物などを除外して、課題用にアレンジしたものです。
この出典そのものや他の論文等で異なる知見が得られている場合でも、まずは設計のベースとして課題中の反応速度式を用いて計算し、結果を示して下さい。
その上で、新たな触媒や新たに得られた知見に基づいて計算した結果と比較し、
得失等の考察を加えてある場合には、それなりに評価します。 (5月10日掲載)

※出典:
   The Institute of Chemical Engineers,
    "Instructions for the IChemE Design Project 1974"
 
A1(追加): 上記の出典そのものを入手することは困難だと思います。
関連する文献として、上記の出典中では以下の3件を挙げています。
  1. Perona, J.J. and G. Thodos, AIChEJ,3,2, pp230–235, 1957
  2. Kolb,H.J. and R.L.Burwell, J. Amer.Chem.Soc., 67, pp1084–1088, 1945
  3. Rudd, D.F. and C.C.Watson, "Strategy of Process Engineering", 1968
著作権法上、上記の文献コピー等を本サイトにアップロードすることは出来ません。
各自の所属大学図書館等で探してみてください。

但し、繰返しになりますが、本課題では簡略化のために副反応や原料中の 不純物などを除外して、学生コンテスト用にアレンジしたものです。
従って、必ずしも上記の参考文献を入手する必要はないと考えています。
入手可能な範囲でMEKについての調査・検討を行い、その内容を 反映させることは、行なって頂いて構いません。(5月28日掲載)
 
Q2: 本課題では使用する金属触媒のサイズや形状も指定(径3.2mm、長さ3.2mmの円柱)されているが、これには何か制限があるのか。
あるいは、現実的な範囲で金属触媒のサイズ、形状を変更しても構わないのか? (5月2日問い合わせ)
A2: 触媒のサイズや形状(径3.2mm、長さ3.2mmの円柱)は、出典(Q1※)に基づくものですが、それ程特殊な形状ではなく各種の固定床反応器に用いられる一般的な形状の一つです。
反応速度式(Q1)同様、課題中の形状をベースケースとして計算し、結果を示して下さい。
その上で、異なる形状のものを使用して計算した結果と比較し、得失等の考察を加えてある場合には、それなりに評価します。(5月10日掲載)
 
Q3: 「【2】課題」の部分に脱気水が挙げられているが、「【5】コストデータ」の部分には、脱気水のコストが見当たりません。(5月7日問い合わせ)
A3: 申し訳ありません。抜けていた様です。以下の条件で使用して下さい。(5月10日掲載)

・(蒸気を発生させるための)脱気水 (3bar飽和脱気水, 使用後は3bar液の状態で系外へ戻す) :$3.5/ton
 
Q4: 【5】コストデータに
   熱媒体(500℃供給,400℃戻り,比熱1.56kg/kcal K) :8/ton
とありますが、比熱の単位はkcal/kg Kではありませんか?
A4: 申し訳ありません。タイプミスです。課題のPDFもv.3に更新しました。 (5月28日掲載)
  誤 : 比熱1.56kg/kcal K
  正 : 比熱1.56kcal/kg K
 
プロセス設計部門
Q1: 昨年度は「副原料は何を用いても構わない」ということでしたが、今年度の課題中には副原料に関する記述はありませんでした。
それは今年度は副原料を用いてはいけないということなのでしょうか? もしくは副原料を用いてもよいのでしょうか?
もし、副原料を用いてもよい場合、副原料もバイオ由来でなければならないのでしょうか? (7月31日問い合わせ)
A1: 副原料、副製品については応募者の発想で検討し決めてください。
なお、応募に際してはそれらの副原料/副製品を選定した理由も記述して下さい。
 
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